最速の光回線ベスト3‼実測値でえらぶ

最速の光回線ベスト3インターネット光
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せっかく光回線を契約(工事)したのに思ったよりも「遅い・遅すぎる」と感じていませんか?公式サイトやチラシ・契約時の話では高い通信速度を提示されて期待していたのに・・・実際に使ってみると遅いという話をよく聞きます。

最近ではコロナ禍の影響もあり、どのプロバイダも新規契約者が増えて回線が混雑し通信速度が低下・不安定になっているようです。

国内シェア№1のフレッツ回線は光コラボを含めると圧倒的にユーザー数が多いことから、利用者が集中する時間帯は特に不安定になりやすく、ツイッターなどでは不評が目立ちます。

最速のインターネット光回線はどこ?

そんな中でも高速で安定しているプロバイダ(光回線)はいくつもあります。ただ、一部地域にしか対応していなかったり、賃貸などにお住いの場合は導入されている回線が対応していない。と言う理由から契約できなかったりします。

賃貸物件は入居者が勝手に光回線の契約・工事を進める事はできないので、管理会社や家主さんとの相談が必要になり、断られるケースも少なくないと聞きます。後々になって後悔しない為にも、インターネット環境を意識した物件選びをすることが大切です。

インターネット環境を意識した物件選び」について詳しく書かれた記事があるので、気になる方は一度読んでみてください。

【最速のインターネット回線】
もっとも速いと言われているインターネットの光回線は「NURO」の光回線です。これは国内最速ではなく世界最速だそうです。NURO光は基本プラン以外にも10Gbpsの通信プランも提供しています。

近年ではauひかりなどの独自回線を持つプロバイダからも、10Gbpsの戸建て高速プランが提供されていますが、通常の基本プランの通信速度はこれまで通りの1Gbpsとなっています。

対して、NURO光の基本プランは通信速度が2Gbps(最大)となっていますので、やはり最速クラスの光回線はNURO光という事になります。

詳しい情報(ベストフォート値・通信プラン・その他費用)については、目次の『実測値から考えたおすすめの光回線ベスト3』の欄でご紹介します。

光回線の速度は3つの要素で決まる

光回線の速度は、契約しているプロバイダや環境によって変わってきます。光回線のスピードを最大限に発揮するためには、光回線の3つ要素を理解する必要があります。

光回線 最速までの3つの要素
・契約するプロバイダー
・使用する光 回線網・プラン
・時間帯・使用する環境
以上の3つの要素で光回線の速度は決まります。

■契約するプロバイダー
高速で安定したインターネット光回線を利用するためには「プロバイダ」との契約が必要です。プロバイダ契約がなければ光回線が通っていてもインターネットに接続する事はできません。

国内でインターネット接続サービスを提供している事業者(プロバイダ)は1,000社以上と言われており、各プロバイダごとに費用・回線・エリア、そして通信速度は様々です。

各プロバイダの許容量には限りがあるそうで、同じ時間帯に同プロバイダ加入者が集中してインターネットを利用(接続)すると回線が混雑しやすく通信速度の低下に繋がります。

特に影響を受けるのは加入者が集中している地域の回線網で、アナタと同じ地域で同じプロバイダ(回線網)との契約者(加入者)が多ければ多いほどに、光回線の通信速度が不安定になります。

■使用する光回線・プラン
光回線の速度は使用する回線によって大きく変わってきます。上記でも記載したとおり、プロバイダのユーザー(加入者)が大量に集中してしまうと混雑⇒速度の低下しやすくなります。そして、プロバイダが使用している光回線(フレッツなど)の種類によっても影響を受けてしまうのです。

フレッツ光

プロバイダごとにキャパシティが決まっている様に、光回線(光ファイバーケーブル)にも許容できる限度があります。プロバイダが別々のユーザー間でも、プロバイダが光コラボなどで使用している光 回線網が一緒だと影響を受ける場合があるという事です。

光回線を提供している事業者は、国内シェア№1のNTT系(フレッツ)以外にもいくつもあります。現在NTT系のひかり回線は光コラボを含め、多くの加入者数を獲得しているので最も人気の高いインターネット回線‼なのですが、その分ユーザーが多い=最も不安定になりやすい光回線でもあります。

光回線シェア率

これからインターネット光を契約しよう!乗り換えようと考えている方にはフレッツ光以外の「独自の回線」をもった事業者、取り扱い事業者(プロバイダ)との契約を強くおすすめします。

おすすめのプロバイダ(回線)については後々にご紹介します。

■時間帯・使用する環境
光回線の速度は使用する環境にも大きく影響されます。一概には言えませんが、マンション・アパートなどの集合住宅の光回線は、戸建てタイプの回線よりもスピードが低下しやすい環境です。

集合住宅の光回線は、1本の光ファイバー回線を建物内の世帯全て(加入者)へと分岐しています。1つの設備を建物全体で使うわけですから、光回線の契約戸数が多ければ多いほどに通信速度が混雑しやすくなります。

マンションタイプの光回線
マンション(集合住宅)タイプ

もちろん日中を通して不安定になるという事ではなく、インターネットの利用者が集中する時間帯は混雑しやすいと言う事です。

また、回線速度が遅くなる要素は他にもあります。各世帯のごとに通信機器(ルーター)が設置されている場合は、そのルーターの規格が回線に合っていなかったり、古いモデルの製品だと光回線の速度低下に繋がるケースもあります。

そして、実際にインターネット接続を行う端末(スマホ・PC・タブレット)などのスペックでも、アップロード(上げ)・ダウンロード(下げ)のスピードは変わるので、なるべくは最新のルーター機器をご使用になるの事をおすすめします。

遅いと感じた時のチェックポイント

■無線LAN(Wi-Fi)環境の場合
・光配線とモデム・ルーター間のケーブルチェック
・WiFiルーターの規格は古くないか?
・WiFi電波のチャンネルは混雑していないか?
・一度すべての電源を切り、再起動してみる

■PCやタブレットなどのスペックを見直す
インターネットを快適なスピードで利用する場合、一番に重要なのは端末(PC・スマホ・タブレット)のスペックです。どれだけ早い光回線(プロバイダ・回線)を利用していても、使用している端末が古いと光回線の通信速度を満足に発揮できません。

むしろ、端末の低スペックが遅延の原因となります。

■PCやタブレットのOSを確認する
あなたが使っているPCやタブレットのOSシステムは最新のバージョンですか?使っている端末のOSが古い場合は最新のOSへと更新しましょう。
OSが古いと読み込むスピードや処理の遅延に繋がります。

ベストエフォートよりも実測値が大事

光回線の契約時に見かけるベストエフォート値、これを元にいくつかのプロバイダを比較してみると似たり寄ったりなのに気がつきます。

結果、料金が安くお得に契約ができるプロバイダへと申込む‼

という方が多く、後々になって後悔したという声を良く耳にします。これは実測値では無く「ベストエフォート値」を比較対象として考えてしまった事が失敗の要因と言えます。

ベストエフォートとは

ベストエフォート(best effort)という言葉の意味は「最大限努力する」と訳すことができます。インターネット光回線事業者が最大限に努力する通信速度の上限という事になりますが、ポイントは「保証」ではなく「努力する」という点です。

努力はするけど約束(保証)ではないよ!という事ですよね。

「最大1Gbps」の高速通信‼というのを見かけたことがありませんか??この表示がベストエフォート値(最大限の努力)となりますが、この数値は技術的な規格上のものです。

規格上は最大1Gbpsの通信速度が発揮できるサービスでも、実際に使ってみると回線の混み具合や使用している機器の性能、環境によって通信速度の実測値は異なってきます。

実際の通信速度とは違う

上記の様に、ベストエフォート値と実際に使ってみた通信速度は環境や回線の混み具合によって異なってきます。

以上の条件下ならベストエフォート値・理論値に近い通信速度が発揮できると言われていますが、これは個人ではどうしようもない条件がいくつも折り重なった場合のお話なので現実的なモノではありません。

じゃあ何を基準にインターネット光 回線を選べばいいのか??っていう話になりますよね。ベストな光回線の選び方については次の章から解説しています。

信憑性があるのは実際に使ってみた実測値

ベストエフォート値と月額利用料の安さで契約したけど遅い・・そんな「失敗」をしない為には必要な事は、ベストエフォート値では無く実際に使ってみた「実測値」で選ぶ‼

なによりも「信憑性・確実性」があるのは実際に使った実測値です。以前までは各事業者が提示している情報しか判断材料がなく、契約して実際に使ってみるまではそのサービスの良し悪しは分かりませんでした。

2021年現在においてはツイッターやインスタグラム、インターネット上の「口コミ」などを覗いてみると「実際に使用しているユーザーの評価・口コミ」情報が手に入ります。そして、自分で一つ一つの情報を検索⇒整理⇒比較しなくても、まとめサイトを閲覧することで複数のプロバイダを簡単に比較、検討することができます。

サイトもそうですが、
まとめサイトは各プロバイダからの情報・自分で使用した実測値・インターネット上の口コミ情報をまとめているサイトなので、一つ一つ自分で調べて比較するよりも既にまとまっている比較サイトを参考にした方が効率的です。

ただし、偏ったひいき目な比較サイトや古い情報を更新せずにそのまま掲載している「まとめサイト」もあるので複数のサイトを参考にするといいと思います。

実測値から考えたおすすめの光回線ベスト3

ここからは実際に各光回線を使用しているユーザーの実測値を元に、2021年現在で最も通信速度が早く評価の高いプロバイダを人気順にご紹介していきます。

最速なのはNURO光

NURO光(ソニー グループ)
2021年現在、最も評価の高い光回線プロバイダはNURO光回線です。ニューロ光はソニーグループが提供している光ファイバーの回線網で、NTT系の光ファイバー回線とは別の独自回線網という位置付けになります。

独自回線網を保有している事業者は地方電力会社やKDDIグループ(au)がありますが、その中でも最速で安定しているという口コミが多いのがNURO光回線となります。

NURO光の基本プラン
・月額利用料金 :¥5,200円
・初期工事費用 :¥44,000円(36回払い)
・初期登録費用 :¥3,300円
・契約期間縛り : 3年・2年・縛り無し
・通信速度(上り) : 最大1Gbps
・通信速度(下り) : 最大2Gbps

上記の様に、NURO光は通常プランでの通信速度が他社プロバイダに比べて約2倍のベストエフォート値(2Gbps)でサービスを提供しています。

お使いの使用環境にもよりますが、NURO光の場合はフレッツ光などと比べてユーザー数が多くないので、混雑による通信速度の遅延リスクは低いと評判です。

※全国どこでもサービスの提供をしているわけではないので、契約したくてもできないという地域の方もいます。

下記リンクから提供エリアや詳細を見ることができます。
NURO光 | 世界最速インターネット

追加プランで最速クラスのauひかり

おすすめの最速クラス光回線はフレッツ光(NTT系)に次ぐ、大手インターネット通信回線事業者の「auひかり」です。携帯電話の通信事業者としては国内有数の大手キャリアとして知られているKDDIが自社回線(独自回線網)を保有し、提供しているインターネット光回線です。


  auひかりの基本プラン
・月額利用料金 :¥4,180円
・初期工事費用 :¥33,000円(23回払い)
・初期登録費用 :¥3,300円
・契約期間縛り : 2年・縛り無し
・通信速度(上り) : 最大1Gbps
・通信速度(下り) : 最大1Gbps

初期費用や高速通信プラン、お得な契約方法については下記の記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。

標準クラスのIIJmioひかり

スマホやiPhoneなどの携帯電話 格安SIMで知られているIIJmioが提供しているインターネット光回線です。使用している回線網はNTTが保有しているフレッツ光回線で、数あるフレッツ光コラボの内の一つとなります。

IIJmioの基本プラン
・月額利用料金 :¥4,356円
・初期工事費用 :¥16,500円(20回払い)
・初期登録費用 :¥3,300円
・契約期間縛り : 最低利用期間2年・縛り無し
・機器レンタル料金 : ¥330円
・通信速度(上り) : 最大1Gbps
・通信速度(下り) : 最大1Gbps

IIJmioの基本プラン
・月額利用料金 :¥4,356円
・初期工事費用 :¥16,500円(20回払い)
・初期登録費用 :¥3,300円
・契約期間 : 最低利用期間2年・縛り無し
・機器レンタル料金 : ¥330円
・通信速度(上り) : 最大1Gbps
・通信速度(下り) : 最大1Gbps

格安SIM(携帯電話)とインターネット光をセットで契約することでよりお得に利用することができ、NTTの光回線網を使用しているので全国のほとんどの地域で利用できます。

まとめ

今回は、最速の光回線ベスト3‼信憑性のない最大速度よりも実測値を調査するという事で記事を書きました。最後まで読み進んでくれた方にはベストエフォート値よりも実測値を判断基準に契約することの重要性が分かったとおもいます。

現代では、何をするにもインターネットは欠かせないモノとなっています。欠かせないモノだからこそ、早期開通や料金帯・ベストエフォート値にばかり目を向けずに実際に使っているユーザーの情報を集め、実測値からの慎重なプロバイダ選びをおすすめします。

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